平素よりCradle CFDをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
Hexagonは、Cradle CFD 2025.1の提供を開始いたしました。
Cradle CFD 2025.1 リリースハイライト
主な新機能ハイライトは以下の通りです。
・バッテリーの反応速度論に基づく熱暴走
・POD-ARBF による3D-ROM
・scFLOWpreにおけるCGNSファイルのインポート
・DEMソルバーの高速化
・大規模データセットのプレビュー機能強化 等
◆開催日
6月13日(金) 13:30-14:30
◆対象者
・Cradle CFD をご利用のユーザー様
・Cradle CFD をご利用検討されているお客様
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◆開催方法
オンライン開催(事前登録が必要です)
◆参加登録方法
フォームへ必須事項をご記入いただき、事前登録をお願いします。
皆様のご参加、心よりお待ちしております。
◆リリース概要
本バージョンでは、scFLOWにはバッテリーモデルの新機能として、「反応速度論に基づく熱暴走モデル」を実装いたしました。
機械学習を活用した設計・生産支援ツールである「ODYSSEE」で作成された3D-ROMファイルをscPOSTで開き、設計変数パラメータを操作することで、予測された3次元解析結果をより簡単に確認できるようになりました。
ボクセルフィッティングメッシャーを使用する際、ファセット精度を部品ごとに設定できるようになりより良い手段で形状品質の向上を図れます。
さらに、LOGEacsに含まれるCombustion Progress Variable (CPV)法をscFLOWの燃焼解析で利用できるようになりました。これにより、工業炉などの燃焼解析を高速に実行できます。また、不連続接合機能やDEM機能に関してはアルゴリズムの改善により、それぞれ高速化されました。そして新たなAMGソルバーに関しては連成問題を扱う際のロバスト性の向上も期待できます。
混相流解析においては、固定相として多孔質体(圧力損失体)を設定できるようになり、複雑な形状を表現することなく多孔質体のモデル化が可能です。
STREAMでは、大量なテーブルデータの入力がスピーディかつ簡単になりました。そして、ブロアファンモデルは吹き出し口に1次元的な流速分布が設定できるようになりました。
scPOSTは大規模最適図化ファイルの取り扱いが向上し、待ち時間とメモリ使用量が劇的に改善されました。
これらの新機能は、現実世界の流体力学および熱管理の課題を、正確かつ簡単に、そして自信を持って解決するための最高のツールとして Cradle CFD を進化させ続けるという、私たちの揺るぎない取り組みを示しています。